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KHギャラリーについて
KHギャラリー芦屋は、日本を代表するファッションデザイナー コシノヒロコのアート活動を紹介するギャラリーです。コシノがファッションデザインと並行して制作を続けてきた絵画作品を中心に、アートとファッションの融合や他分野のアーティストとのコラボレーションなど、さまざまな展覧会やイベントを開催しています。
また、この建物は建築家 安藤忠雄氏の設計により、コシノの自宅として1981年に竣工したものです。以後、1984年に円弧の壁を持つ棟を増築し、2006年には南側の棟を大幅に改装しました。コシノは約30年の間、ライフスタイルに合わせて増改築を繰り返しながら、この建物に居住しました。この地を選んだ理由は、「自然に囲まれた環境の中で感覚を研ぎ澄まし、四季を感じて創作活動をしていきたい」と考えたからです。
その経験と感動をさらに多くの方々と分かち合うため、コシノは2013年4月にこの建物の一般公開を始めました。芦屋は近代史において、阪神間モダニズムの場として多くの文化芸術が花開いた地域です。これからもコシノは自身の活動を通してジャンルを超えた交流を促し、未来の文化芸術の発展に寄与したいと考えています。
HIROKO KOSHINO
コシノヒロコ
スタイル画の大家、原雅夫氏に師事。1964年大阪心斎橋にオートクチュール・アトリエを開設し、1977年から現在まで毎年東京コレクションに参加。
1978年にはローマのアルタ・モーダで日本人として初めて作品を発表し、1982年から10年間と2009年から2年間、パリのプレタポルテ・コレクションに参加。
近年はアーティストとしても国内外で作品発表の機会を持ち、2013年にKHギャラリー芦屋を開廊。
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