KH GALLERY

EXHIBITION

「コシノヒロコ展 ―COLORS―」鯖江市 まなべの館

2018年8月5日(日)~ 2018年9月9日(日)

福井県鯖江市にある「まなべの館」にて、「COLORS」をテーマに、アートとものづくりを未来に継承する活動を続けるアーティスト コシノヒロコの世界を楽しんでいただきました。絵画の部屋では、創作の原点として描き続けてきた、色とりどりの絵画を発表、そしてファッションの部屋では、ヒロココシノコレクションで発表した洋服作品約20点をダイナミックに展開。

また、鯖江の地場産業である眼鏡、繊維、漆器とのコラボレーションで生まれた作品、エトリケンジ氏の作品やCirkle side とのコラボレーション作品も展示。37日間の開催、7,692名の方が来場くださいました。

KH GALLERY GINZA

コシノヒロコ 中原淳一へのオマージュ

2018年10月9日(火)~11月4日(日)10:30~19:00 ※10月18日(木)は18:00まで 休廊日:10月21日(日)、28日(日)

KHギャラリー銀座では、このたび展覧会「特別展示 コシノヒロコ中原淳一へのオマージュ」を開催します。

中原淳一は1930年代から雑誌の表紙絵や挿絵を手がけ、大きな瞳と洗練された装いの女性像で注目を集めました。

そして戦後、大きく時代が変わりつつある中で、雑誌やスタイルブックなどを創刊。挿絵、編集、デザインと多彩な才能を開花させ、多くの女性たちを魅了しました。

コシノヒロコもまた、多感な時代に中原の作品に触れ、多大な影響を受けたと語ります。

本展では雑誌『それいゆ』の表紙絵やスタイルブックの原画など、貴重な中原の絵画5点を特別に展示します。そしてコシノは中原に捧げるオマージュとして、横顔の肖像画をはじめとするさまざまな女性像を描きます。

和紙に墨を用いて、にじみやかすれ、濃淡を使い分けて描かれる個性的な女性たち。自身のサインに添えて描くこの横顔は、強い意志を持ち、自分らしさを大切にする女性のシンボルといえるでしょう。戦前から戦後にかけて、品格ある女性の美しさを描き続けた中原淳一。女性の豊かな生き方を追求した先駆者に、オマージュを捧げるコシノヒロコ。時代の先を見つめた、女性たちのまなざしをご高覧ください。

※会期中、一部の作品について展示替えを行います。

中原淳一《表紙原画 『それいゆ』第31号 秋号》

コシノヒロコ 《WORK #1873》

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KHギャラリー銀座 コシノヒロコ 常設展示

2018年9月14日(金)~9月26日(水) 10時30分~19時 休廊日:9月16日(日)、23日(日)

KHギャラリー銀座では9月14日(金)より9月26日(水)まで「コシノヒロコ 常設展」を開催いたします。

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KHギャラリー銀座
コシノヒロコ 墨の軌跡

2018年6月13日(水)~8月10日(金) 10:30~19:00 休廊日:6月17日(日)、7月1日(日)、7月15日(日)、7月29日(日)

KHギャラリー銀座では、このたび展覧会「墨の軌跡」を開催します。墨はコシノが最も馴れ親しんだ素材です。ファッションのスタイル画を墨で描き始めた学生時代から現在まで、いつも傍らには墨がありました。墨と余白の美しさは、和紙と墨、水の関係から生まれます。すべてが意のままにはならない墨の流れやにじみは、ときに思いがけない美しさをもたらします。

瞬間的に生まれる作品群の中にも、コシノは常に新しい美を発見し、高度な作品へと展開してきました。

墨が辿った軌跡には、張り詰めた空気と緩やかな時間という、相反するイメージが立ち上がり、観るものを静けさの中へと導きま

す。東洋では昔から多くの先人たちが、そこに宇宙や人間の精神の神秘を見出したように、コシノもまた墨が持つ奥深さ

に惹かれ、深く愛してきました。本展では、最新作を含むこれまでの作品の中から、特に墨の濃淡のリズムやにじみ、薄墨が美しいものを選び、展示します。コシノにとって墨は、瞬間から悠久の時間、そして精神の深みへと導いてくれる特別な存在です。

夏の暑さを忘れさせる、涼やかな墨と余白の粋をご堪能ください。

*ニッコー株式会社とコシノヒロコのコラボレーションによって生まれた洋食器「墨の瞬」シリーズが、発売から一周年を迎えます。期間中、一部の商品を販売します。

《WORK #1807》

《WORK #1808》

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コシノヒロコ クリムトへのオマージュ
(会期延長)

2018年5月23日(水)~6月6日(水) 10:30~19:00 休廊日:5月27日(日)、6月3日(日)

展覧会「クリムトへのオマージュ」はご好評につき、一部展示替えをして会期を延長します。

世紀末ウィーンの画家、グスタフ・クリムトは、日本の伝統的な美術工芸作品に影響を受け、独自のスタイルを築き上げました。

本展ではコシノヒロコが描いた、「和」を感じさせる作品を新たに展示します。

自然を尊ぶ精神性と、絢爛な金が出会い、現代的な感覚の作品群が生まれました。和と洋の折り重なる世界をご高覧ください。

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コシノヒロコ クリムトへのオマージュ

2018年3月13日(火)~5月19日(土)

会期延長します←click

10:30~19:00 ※3月22日(木)は18:00まで 休廊日:3月18日(日)、4月1日(日)、6日(金)、15日(日)、29日(日)、5月13日(日)

KHギャラリー銀座では、このたび展覧会「コシノヒロコクリムトへのオマージュ」を開催します。

グスタフ・クリムトは1862年に生まれ、1800年代後半から1900年代にかけて、ウィーンで活躍した画家です。裸体や妊婦など、さまざまな女性が登場する装飾的な画面で知られ、特にエジプトや日本の伝統的な美術の様式を取り入れた、「金」の作品群が代表的です。先進的なアイデアは、その当時大きな論争を招いたとも言われています。コシノはウィーンで出会ったクリムトの絵画に圧倒され、時代を先取る感性と、その生き様に共感しました。ファッションデザイナーとして、またアーティストとして、クリムトからインスピレーションを得たコシノは、2013年から今日に至るまで、さまざまな表現を試みてきました。本展では、2013年に制作した最大級の作品《WORK #1078幸せの青い鳥》を5年ぶりに披露します。また、ヒロココシノコレクションのためにデザインしたテキスタイルを活かした作品や、墨と和紙を使用したもの、重厚なマチエールと深い色彩の変化が楽しめるものなど、幅広い表情の絵画作品を集めました。さらに、2018年1月放映のNHK「日曜美術館」クリムト特集出演をきっかけに描いた最新作も展示します。流行や常識にとらわれず、独自の美を追求したクリムト。その精神に時代を超えて呼応した、コシノヒロコの革新的な表現をご堪能ください。

WORK 01781

WORK 01078

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KHギャラリー銀座
コシノヒロコ デザイナー歴 60 周年記念出版 完成披露 展覧会
HIROKO KOSHINO | it is as it is あるがまま なすがまま

2017年12月19日(火)~2018年2月24日(土) 休廊日:12月27日(水)~1月4日(木)、1月14日(日)、1月28日(日)、2月11日(日)、2月18日(日) 10:30~19:00 ※12月26日(火)は16:00まで

KHギャラリー銀座では、このたび展覧会
「コシノヒロコデザイナー歴60周年記念出版完成披露展覧会
HIROKO KOSHINO |it is as it isあるがまま なすがまま」を開催します。

この書籍は、1978年から2017年秋冬までのコレクションルックと長年描き溜めてた絵画を一挙に掲載したものです。

本展では、書籍を装幀したグラフィックデザイナーの三木健がギャラリー全体の空間構成をデザインします。

書籍に納められた「空」「然」「素」「組」「耕」「遊」「色」の7章を、8メートルに及ぶ立体的な表現とオブジェにより、ヒロココシノの理念を可視化します。また、コレクション作品と絵画により「HIROKO KOSHINO」の世界をご覧いただきます。さらに洋服と絵画の制作現場を再現し、創作への情熱が直に感じられる空間を創り出します。

コシノヒロコが問い続けてきたのは、「真の豊かさ」。そのライフスタイルは、ファッションやアートはもちろんのこと、衣・食・住・遊・休・知・美の日本の文化と重ねつつ、広く他国の文化も柔軟に受け入れる独自の世界を作り続けることでした。そしてその歴史と思想を社会に還元し、次の世代へ伝えていきたいと語ります。モードとアートを自由に往来する、コシノヒロコの集大成となる本と、創作の軌跡をどうぞご高覧ください。

EVENT

DAS+JAGDA Beaujolais Nouveau 2017 Label Design Exhibition

2017年11月16日(木)-11月25日(土)

DAS(一般社団法人総合デザイン協会)とJAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会)主催の「ボジョレー・ヌーボー2017 ラベルデザイン展」に

コシノヒロコが今年も参加、大阪のワインバーa&w (SUPER DINING ART & WINE)にて作品が展示され、解禁日にはパーティも開催されました。

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コシノヒロコ 衣の中に見る絵画

2017年10月10日(火)~12月10日(日) 10:30~19:00 休廊日: 10月15日(日)、29日(日) 11月5日(日)、19日(日) 12月3日(日)

KHギャラリー銀座では、このたび展覧会「衣の中に見る世界」を開催します。ファッションデザイナーとして60年のキャリアを誇るコシノ。現在も年に2回のコレクションを発表し、時代に先駆けた美しさを提案し続けています。一方で、近年は精力的に絵画作品を発表し、ファッションとアートの両面から独自の世界を創り上げています。本展では、歴代のコレクションから選ばれた洋服作品を「質、形、色」という絵画の造形要素から再解釈した3つの部門で展示し、アートの視点からファッションを捉え直します。平面的で透明なアクリルケースの中に洋服作品を閉じ込めたシリーズでは、作品ごとの素材の違いや、手の込んだ装飾、絵画のような構成といった「質」をつぶさに見ることができます。また他方では、一着のドレスから発想した「形」が無限に広がるオプティカルなインスタレーションを展開します。さらにカラフルなスタイル画ジクレーをKHギャラリーで初公開し、小さな世界の中にきらめく「色」をご覧いただきます。

歴代の洋服作品に「絵画」を見出すことは、ファッションとアートの融合をさらに進める一歩となるでしょう。人のかたちを超えて感覚世界を拡張する、今までにない試みをご高覧ください。

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コシノヒロコ The Nature

2017年9月6日(水)~9月30日(土) 10:30~19:00 休廊日:9月17日(日)、24日(日)

KHギャラリーでは、このたび「コシノヒロコ The Nature」を開催します。

コシノの絵画作品に現れる、なにかの痕跡や発掘した鉱石のような色とかたち。

本展では華やかな色彩の作品とは対照的な、大自然と時間経過を感じさせる重厚な風格の作品群を集めました。

金や銀、黒を使った渋い色彩の作品は、装飾性を超えて、鉱物や天体のような、遥か昔からある自然物に似た佇まいを備えています。またレリーフ状の作品に見られるかたちと影は、時の経過が作り出した地形のようにも見えます。質感へのこだわりが、その微細な空気感を生み出しています。

描くうちに自然の表情へと近づいていくこと。そして古くからあるものを再構築し、新しいものへ導くこと。それらは人工的なものが大量生産される現代では、貴重な美学です。自然の中にある悠久の時間を想像してください。

《WORK #1667》

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