KHギャラリー芦屋ではこのたび「コシノヒロコ The Composition -配置の美学- 」を開催します。
絵画において「コンポジション(構成)」は重要な造形要素です。
本展では、洋服のデザインに通じる色面構成や、墨象作品における余白と墨のバランス、書の感覚など、コシノの作品における多様なコンポジションをご覧いただきます。また展示方法においてもさまざまな配置の仕方で、空間のコンポジションを試みます。
第1期、第2期と展示構成を変え、カラフルな作品から墨象、書の作品まで、幅広いジャンルから選出した作品が並びます。しなやかなセンスで描かれるコシノの作品と、安藤忠雄氏の手がけた厳格な建築空間が織りなす美学を、ぜひご高覧ください。
*雛人形特別展示 2月24日(日)~3月31日(日)
コシノが所蔵する明治時代後期の雛人形を展示。整然と並ぶ人形と金蒔絵が施された道具の数々は、約100年の時を超えて輝きを放ちます。日本の伝統文化における「配置の美学」をお楽しみください。
コシノヒロコ 《WORK #1957-1958 》